全自動麻雀卓の牌は28mmのものが主流?機種ごとに牌の大きさを調べてみました

麻雀牌のサイズは、雀荘で主流なのは28mm牌ですが、実はいろんな大きさのものが販売されています。

また、このページでは30mm牌用の全自動麻雀卓で28mm牌を使用する方法も紹介しています。

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全自動麻雀卓用の麻雀牌は28mmが主流

このページでは、30mm牌や33mm牌を使っている全自動麻雀卓も紹介していきます。

全自動麻雀卓に使われている麻雀牌は、雀荘だと28mm牌が多くて家庭用だと少し大きくて30〜33mm牌が多いようです。

28mm牌とはどんな牌?

よく28mmとか30mmとか言いますが、それは麻雀牌の高さのことを言っています。

写真は28mm牌と33mm牌の比較ですが、随分と大きさが違っていて実際に麻雀をすると違和感が大きいです。

なぜ28mm牌が主流なのかは分かりませんw

ただ28mm牌を採用している全自動麻雀卓が雀荘に多くて、それに慣れている人が多いことは確かだと思います。

↑Mリーグで使用している全自動麻雀卓AMOS REXX3も28mm牌です。

28mmというサイズは小さ過ぎず大き過ぎず、とても扱いやすいサイズだと個人的には思います。

しかし、一方で30mmの大きな牌の方が扱いやすいという人もいますし、好みは分かれます。

28mm牌を使用している全自動麻雀卓

ここに挙げているものが全てではありませんがご紹介します。

28mm牌使用の家庭用全自動麻雀卓】

麻雀牌のサイズが違えば使えない

全自動麻雀卓は使える牌の大きさが決まっています。28mm牌使用の卓に30mm牌や33mm牌を入れても使えません。

逆に28mm牌よりも小さい26mm牌を入れても同じように使えません。

それは下の写真にあるように麻雀牌の流れる通路の幅が決まっているからです。

【規定よりも大きい麻雀牌】
 麻雀牌が詰まって流れなくなります。

【規定よりも小さい麻雀牌】
 麻雀牌が通路の中で回転したり詰まったり
 します。仮に詰めても縦横バラバラです。

また、麻雀牌のサイズが合っていたとしても使えないことがあります。

全自動麻雀卓の麻雀牌は中に鉄片もしくは磁石が入っていて、それが麻雀牌の背中側に入っているか文字側に入っているかなどで裏表が決まるそうです。

もし間違えると麻雀牌が裏返った状態でヤマが積まれます。麻雀牌を購入する時は自動宅にあったサイズのものを購入しましょう。

AMOS JP-EX(30mm牌)に28mm牌を使う方法

AMOS JP-EXは購入する時点で28mm牌か30mm牌を選択することができます。

しかし、30mm牌仕様を購入した後でやはり28mm牌が良かったと後悔した場合の対策をご紹介します。

大事な全自動麻雀卓ですから原状復帰が可能な、とても簡単な方法です。

28mm牌をそのまま投入

まずは何にも改造せずにそのまま28mm牌を入れて動かしてみました。

使用した麻雀牌はこちらです。

ニューアモス専用麻雀牌
アルティマ・レックス・キューブ
サイズ28×21×16

結果は3回に一度のペースで牌が詰まってエラーになりました。とてもじゃないですが麻雀になりません…

しかし、なんとかなりそうな気がしたのでもう少しやってみることにしました。

簡単な細工で28mm牌の使用に成功

AMOS JP-EXはなぜそのままでは28mm牌が使用できないのか調べました。その結果を説明します。

【通常の牌の流れ】

AMOS JP-EXの 麻雀牌の流れですが、

①ターンテーブルで混ぜられたあと吸い上げられて流れてきます。

②プッシャーの前まで来たらプッシャーに横へ押されます。

③二段に積まれてヤマが完成します。

【28mm牌が詰まる原因】

AMOS JP-EXは元々30mm牌を使うことを前提に作られているので、麻雀牌の通り道もそれに合わせて幅が設計されています。

28mm牌にとっては通路の幅が広すぎるので、麻雀牌が安定せず、プッシャーの前に来た時に斜めを向くことがあります。

この斜めを向いた状態の麻雀牌をプッシャーが押すことによって、麻雀牌が回転しようとして詰まるのです。

原因は特定できました。ポイントは麻雀牌をプッシャーの前に真っ直ぐを向いた状態で置いてやることです。

そのために使用したのが下の写真にあるテープです。窓の隙間とかを埋めるものらしくて100均で購入しました。

これをちょうどいい厚さにハサミで毛をカットします。厚さ1.5〜2.0mmを目指して何度か繰り返します。

これはテープなので失敗すれば貼り直せば良くて、卓を傷つけないのもポイントです。
続きを説明します。

毛をカットしたテープを通路に貼り付けるのですが、通路全体に貼り付ける必要はありません。

プッシャーの手前5cm位で充分です。通路を少し狭くしてやるのです。

それだけで麻雀牌が安定してプッシャーの前に真っ直ぐ出て行きますので、プッシャーが横に押し込んでも麻雀牌が回転することはありません。

この方法で28mm牌を使用していますが、3年以上全くエラーは出ていません。

30mm牌に戻したい時にはテープを剥がせばいいだけなのでオススメの方法です。

28mm牌にして気づいたこと

なぜ中国製の麻雀卓が大きいのか?
 ⇒それは麻雀牌が大きいからです。

28mm牌用の狭い全自動麻雀卓で中国製の33mm牌を使えたとしたら、狭すぎて牌を捨てるスペースもなくなると思います。

もともと30mm牌を使用することを前提に作られているAMOS JP-EXを28mm牌で使用すると同じことが起こります。

大きい30mm牌を並べることのできるスペースが確保されています。

28mm牌にすることで、この捨て牌エリアが広々と感じるので、窮屈ではありません。

しかし、かっこ悪い点もあります。

麻雀牌を乗せて上がってくる部分が30mm牌用に設計されているので、28mm牌だとスキマができてしまいます。

この点は少し不格好かなとは思いますが、ゆったりと牌を切ることができるので、山を崩したりすることもなく快適に使えるようになりました。

28mm牌より大きい牌について

日本国内では28mmの牌が主流ですが、特に中国製の安い卓を中心に大きな牌が目立ちます。

中には33mmというとても大きい牌もあります。

大きい牌のデメリット

大きい牌のデメリットをあげてみます。

長時間麻雀をすると疲れる

麻雀牌が大きくなったからといって1個当た数グラムしか変わらないのでたいして変わらないような気もしますが、長時間打つとそれなりに疲れてきます。

卓上が窮屈になる

(画像引用元:休日も麻雀)

上が28mm牌で下が中国の33mm牌です。

牌の高さが違えば当然横幅も変わってきます。14牌も横に並べれば写真のとおり、その差は大きいです。

28mmの牌と33mmの牌ですが、これだけ違えば上家や下家の手などが牌にあたりそうですし、捨て牌なんて三段目に行く前に切るスペースがなくなったりしそうです。

ということは、、、

牌が大きいと麻雀卓も大きくしないと麻雀出来ないです。

だから牌のサイズが大きい中国製の麻雀卓は大きいのです。

上が日本の麻雀卓で下が中国製

自宅に全自動麻雀卓を置こうと思ったら、コンパクトがいいですよね。牌が大きいと卓まで大きくなってしまうのはデメリットです。

大きい牌にはデザインが変なものがある

日本製の牌で大きいサイズならいいのですが、中国製の大きい牌をそのまま使う全自動麻雀卓もなかにはあります。正直違和感がすごいです。

大きい牌のメリット

28mm牌よりも大きくてもデメリットばかりではありません。28mm牌よりも大きいことで得られるメリットを探してみました。

見やすい

麻雀用具店の方が言っていましたが、お年寄りが麻雀をするときには麻雀牌が大きい方が見やすく良いのだそうです。

扱いやすい

たしかに牌が大きいと扱いやすいです。

ただし、それは全自動麻雀卓の場合です。手積みで麻雀をするときに牌が大きいと洗牌するのも山を積むのも大変です。

だから手積み用の麻雀牌は全自動卓用の麻雀牌と比べると小さいものが多いのかもしれません。

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