全自動麻雀卓の家庭用とはどのような卓?業務用との違いは?

全自動麻雀卓といえば雀荘に置いてあるものだと思っていましたが、最近は「家庭用」の全自動麻雀卓が増えてきました。

自宅に全自動麻雀卓なんか置けない!無理!と思っている方は、こちらも読んでみてくさい。

「家庭用の全自動麻雀卓」とはどのような機能がついていて、どれくらいの価格がするのか、業務用との違いは、などについて調べてみました。

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全自動麻雀卓の家庭用と業務用の違い

左は業務用の「AMOS REXX2」、右は家庭用の「AMOS JP-EX」です。

見た感じだとそう大きな差はなさそうですが…実は家庭用と業務用は色々と違いました。

耐久性

まず、なんといっても耐久性だと思います。家庭用であれ業務用であれ、すぐに故障するようでは困ります。

上の写真はAMOS VIERAL(業務用)ですが、内部が複雑そうなのは分かると思います。

卓の中に落とし込んだ麻雀牌をターンテーブルで混ぜる
  ↓
ターンテブルから取り込んだ麻雀牌を2段に積む
  ↓
積まれた山をエレベーターの上に押し出す
  ↓
その山を卓上に上げる…

といった動きを繰り返すわけですが、雀荘だと毎日数百回それを繰り返し何百日も連続で稼働させることもあるわけです。

中には牌を卓に叩きつけるお客さんだっていますし、タバコの灰を落とす人もいます…

それにも耐えうるタフさが業務用の麻雀卓にはあります。

一方で家庭用の全自動麻雀卓には業務用ほどの耐久性はないようです。

よく見ると、業務用は「シャキッ!」と山が上がってくるのに対し、家庭用の全自動麻雀卓は「うぃ〜ん」と上がってくる感じがして、使われているモーターの差を感じます。

【家庭用全自動麻雀卓】

【業務用全自動麻雀卓】

ほんの僅かですが「シャキッ!」と「うぃ〜ん」の差が分かりましたでしょうか?

他にも同じように家庭用の全自動麻雀卓にはコストダウンを図るための部品が用いられているのだと思いますが、

『家庭用の全自動麻雀卓でも週に 4〜5日麻雀するくらいなら、全く問題ない』

AMOSシリーズのメーカーの人が言っております。

家庭用の全自動麻雀卓の耐久性が低いとのではなく、業務用が半端なく耐久性があるということだと思います。
実際に我が家の家庭用の全自動麻雀卓も3年間かなりの頻度で動かしてますが一切故障ないです。
万が一故障した場合は各販売会社は保証期間を設けていますし、地域によっては出張修理にも対応してくれるところもあります。中には3年保証をつけてくれる会社まであるようです。

家庭用の全自動麻雀卓は細かい機能が省かれている

家庭用の全自動麻雀卓は業務用にある細かい機能が省かれていますが、個人的には無くても麻雀するのに困りません。

自動配牌機能なし

家庭用の全自動麻雀卓にはありません。

自動配牌機能はサイコロを振って、出た目に応じて順番に山から13個の牌を取る…この手間を省く機能です。

牌山が挙がってきた時点で配牌も既に取った状態になっています。

便利なような気もしますが、配牌は自分で取りたい人って結構います。

ドラめくり+嶺上牌下ろし機能なし

家庭用の全自動麻雀卓にはありません。

ドラがめくられ、嶺上牌が下ろされた状態で上がってきます。

こんなことまで自動化してくれますが、なくても困ることはありません…

ドラめくり機能
ついでに嶺上パイも下ろしてくれています。

カンドラや裏ドラまでめくってくれたらすごいのに…

点数表示機能は無いのが多い

家庭用の全自動麻雀卓には点数表示機能の付いているものもありますが、少ないです。

点数表示機能が付いているだけで一気に値段が上がります。

点数表示なし⇒ 7〜15万円
点数表示あり⇒20〜25万円

しかし、家庭用の全自動麻雀卓とはいえ、点数表示機能があるのとないのとでは雲泥の差があります。

できれば、点数表示機能をつけたいところです。

価格

ここまで家庭用と業務用の全自動麻雀卓の耐久性と機能面の違いについてみてきましたが、次は価格です。

家庭用の全自動麻雀卓の価格は「耐久性」と「機能」の面でコストを削減しています。

家庭用の耐久性

家庭用の全自動麻雀卓も十分な耐久性がありますが、業務用のような超過酷な使用環境は想定していませんので、そこでまずコストダウンできます。

無駄な機能のカット

無くても麻雀をするのに困らない「自動配牌機能」「ドラめくり機能」「嶺上牌下ろし機能」「音声機能」…などを省いてコストダウンをしています。

だいたい下記のようにまとめられると思います。

値段特徴
〜10万円中国製麻雀卓
10〜20万円家庭用で山積み機能のみ
20〜30万円家庭用で山積み+点数表示
40〜50万円業務用低価格
50万円〜業務用標準

全自動麻雀卓を購入する時のポイント

家庭用の全自動麻雀卓の価格はおおまかにいうと、10万円以下だと中国製のものが多くて、10〜15万円が国産のもの、20〜25万円になると点数表示機能が付きます。

点数表示機能付きは3機種

家庭用の全自動麻雀卓で点数表示機能が付いているのは下記の3機種です。

電波式 点数表示のみ
247,500円

電波式
点数表示 点差表示 順位表示
248,600円

電気抵抗式
点数表示 点差表示 順位表示
189,800円

牌の落とし込みタイプ

家庭用と呼ばれている全自動麻雀卓はおそらくはほとんどがサイコロボックスが上に上がって、サイコロボックスの下に牌を落とし込む方式です。

それ以外のタイプのものは見たことがありません。

家庭用の全自動麻雀卓にこの方式が多いのは、やはりコストがかからないということと、複雑な仕組みを避けて故障を防ぐためだと思います。

業務用の全自動麻雀卓はサイコロボックスの周囲が一気に開くので、牌を落とし込む面積が広く楽です。

その代わり、一気に大量の牌が下に落ちますので音がうるさいです。

牌のサイズやデザインが多様

業務用の全自動麻雀卓は高さが28mmの牌が多いですが、家庭用の全自動麻雀卓は牌の大きさが色々あります。

【家庭用全自動麻雀卓の牌の大きさ一覧】

AMOS JP-EX 28mm又は30mm選択
AMOS JP2 28mm又は30mm選択
スリムスコア 33mm
MJ-REVO LIVE 28mm
MJ-REVO Pro 28mm
スパイダーハッシュ 28mm

左が33mm牌で右が28mm牌です。

これだけ大きさが違うとマージャンをしている時に違和感を感じる人も多いと思います。

また、33mm牌を使うとなれば捨て牌を並べるスペースなども広くとらなければなりません。

なので、大きい牌を使用する全自動麻雀卓は麻雀卓そのものが大きくなりがちです。

写真は28mm牌を使用する全自動麻雀卓ですが、青の長さが63.5cmと標準的ですが、これが30mm牌を使用するAMOS JP-EXになると70cmになります。

また、中国製の全自動麻雀卓の中には中国の牌をそのまま使うものもあるようで、デザインが日本の麻雀牌と異なりますので、事前に確認しましょう。

こんなデザインの牌イヤです…

卓の大きさに注意 

自宅に全自動麻雀卓を置くとなったら、それなりのスペースを取ることになります。

特に中国製の麻雀卓となると牌が大きい分、麻雀卓そのものも大きくなる傾向がありますので注意が必要です。

最近では折りたたみ式のものもあるようですので、部屋のスペースを取りません。

家庭用の全自動麻雀卓の一覧

AMOS JP-EX 253,800円

Mリーグにも卓を提供しているAMOSシリーズの大洋技研の製作販売です。電波式の点数表示機能搭載を搭載した家庭用全自動麻雀卓の元祖です。


点数表示 牌のサイズ 折りたたみ 座卓
電波式 28mm
30mm
白のみ


スリムスコア 247,500円〜

電波式の点数表示機能には順位表示と点差表示もついている本格派です。点棒瞬時格納機能やUSBポートでの携帯電話重電など便利な機能も付いています。


点数表示 牌のサイズ 折りたたみ 座卓
電波式 33mm 白・黒


MJ REVO LIVE 189,800円〜

点差表示昨日は付いていませんが、75,000円というお手頃価格です。余計な機能はいらないから山積みだけしっかりしてほしいという人におすすめです。


点数表示 牌のサイズ 折りたたみ 座卓
電気抵抗式 28mm × 白・黒・赤
ゴールド


スパイダーハッシュ 75,000円〜

点差表示昨日は付いていませんが、75,000円というお手頃価格です。余計な機能はいらないから山積みだけしっかりしてほしいという人におすすめです。


点数表示 牌のサイズ 折りたたみ 座卓
× 28mm × 白・黒・ピンク
ゴールド・他


点差表示昨日は付いていませんが、75,000円というお手頃価格です。余計な機能はいらないから山積みだけしっかりしてほしいという人におすすめです。

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