今では雀荘に行けばほとんどの全自動麻雀卓に点数表示機能が付いています。
点棒をいちいち数えなくても全員の持ち点が常に確認できてとても便利です。
そんな全自動麻雀卓の点数表示機能について調べてみました。
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全自動麻雀卓の点数表示機能の種類
点数表示機能といっても何種類かありますので説明してみます。
電波式
最新の点数表示機能です。
雀荘の全自動麻雀卓もこの「電波式」にだいぶ変わってきました。
【電波式の点棒】プラスチック製で軽くて扱いやすい。また1本1本にICチップが内蔵されている。
この電波式の最大の特徴は誤表示が発生しないことです。常に正確な点数が速やかに表示されます。
電波式を採用しているスリムスコアの点数表示部と点棒箱
点棒箱はどこに何を入れても、混ざっていても問題なく正確な点数が表示されます。
【電波式の点数表示機能付き全自動麻雀卓】
電気抵抗式
一昔前の点数表示方式ですが、雀荘ではまだ現役で使われていたりします。
点棒の両端にある金属と点棒箱の底にある金属製のレールが接触不良だと誤表示されることがあります。電波式に比べると比較的安いです。
点棒は種類ごとに決められた所へ収納する必要があります。
点棒の両端に端子が付いていて、点棒箱内の2本のレールと接することで抵抗値を読み取り点数を表示させます。
点棒が斜めに入っていたり、違う点数の点棒が混じっていたりすると正確な点数が表示jされません。
また、点棒が古くなったり、手垢で汚れている時もうまく読み取らないことがあります。
うまく読み取らない時はこれで点棒の端子を磨くと復活します!
【電気抵抗式の点数表示機能付き全自動麻雀卓】
重量式
これは今ではあまり見ることはなくなりました。名前のとおり重さで点数を計って表示させるものです。
この雀豪マークⅢについているのがテンリーダーという点数表示枠で、重量式です。20年以上前?の古い全自動麻雀卓です。タフなので今でも使っている人います。
点棒の種類ごとに入れる場所が決まっています。点棒箱が秤のようになっていて、まさに「重量を測定しています」って感じです。
何十年たっても普通に動いてるのも見ますが、本当にすごいです。
表示項目の違い
点数表示機能には「電波式」「電気抵抗式」「重量式」があるわけですが、次は何を表示するかで違いがあります。
【自分の持ち点のみ】
常に表示されているのは自分の持ち点です。他の人の持ち点を確認するには、確認したい人の座っている位置を指した矢印ボタンを押す必要があります。
【4人の持ち点】
常に全員の持ち点が表示されていますので、いちいち確認したい人のボタンを押したりしなくてよいです。
該当機種 AMOS JP-EX MJ-REVO Live
【4人の持ち点、順位、得点差】
4人の持ち点に加えて、順位と得点差まで表示されていますので、逆転するにはどうすればいいかなど考えながら麻雀が打てます。
該当機種 スリムスコア
点数表示機能付の家庭用全自動麻雀卓
主なものは以下の3つです。
他にもあったら教えてください。
AMOS JP-EX
電波式 点数表示のみ 28mm牌or30mm牌
253,000円
スリムスコア
電波式 点数表示 点差表示
順位表示 33mm牌
248,600円
MJ REVO LIVE
電気抵抗式 点数表示のみ 28mm牌
189,800円
全自動麻雀卓に点数表示機能がない場合
点数表示機能がついていないからといって買い替える必要はないかもしれません。
点数表示機能だけ追加する
ご存じの方も多いと思いますが実は全自動麻雀卓には後から点数表示機能だけを追加できるのです(できない機種もありますが)。
以前自宅に置いていた雀豪MK3には元々テンリーダーという重量式の点数表示枠がついていました。
【雀豪MK3+テンリーダー】
雀豪MK3がもう20年位昔(もっと前?)のものなので、点数表示枠のテンリーダーもそれくらいの相当古いものになります。
そして、とにかく点棒が重たいのがイヤで、全自動麻雀卓の本体(雀豪MK3)はそのままに周囲を囲っている点数表示枠をテンリーダーからWAKWAKという製品に買い替えたことがあります。
【雀豪MK3 + WAKWAK】
全自動麻雀卓本体は変わっていないけど、それを囲う点数表示枠が変わっただけで全自動卓そのものが新しくなったかのような気になります。
追加できる点数表示枠
販売している点数表示枠を探してみました。
電波式 得点差表示 順位表示
アモス・センチュリー・雀豪などほとんどの機種に後付け可
スマホアプリを使って点数表示
これはすごいと思いました。
どこかのサイトでスマホを麻雀マットの中央、全自動麻雀卓でいえばサイコロボックスのところへ置いて麻雀を打っているのを見ました。
スマホの画面はこれ
↓
点棒の移動があるたびに誰かが上がった人の得点と、振り込んだ人の得点をメニューから選んで入力する手間はありますが、簡単です。
そして十分に点数表示機能の役割を果たしています。