全自動麻雀卓の値段を機能の違いが分かるように解説します。

麻雀の自動卓というと値段が高くて手が出せないというイメージが強いと思います。

最近は家庭用のものを中心に値段の安いものが出始め、点数表示の付いたものなど高機能なものも増えてきました。

頻繁に雀荘を利用している人は意外に早く元が取れるかもしれません。

中には10万円を切っているものもありますので、このページで確認してみましょう!

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自動卓の値段の概要

自動卓とはどのようなものか

実はかなり昔から自動卓はありましたが、家庭に置かれるようになったのはつい最近のことではないでしょうか?

「家庭用」と銘打って販売されるようになったのは、本当にこの数年だと思います。

雀荘ではほぼ100%と言って良いほど当たり前になりました。

牌山を積む手間だけではなく、点棒の計算やドラめくりなどその機能もどんどん向上しています。

価格帯別の自動卓の特徴

自動卓を価格帯ごとに特徴をまとめると以下のようになります。

値段特徴
〜10万円中国製麻雀卓が多い
10〜20万円家庭用で山積み機能のみ
20〜30万円家庭用で山積み+点数表示
40〜50万円業務用低価格
50万円〜業務用標準

自動卓が自宅に人は、上の表の30万円までの家庭用タイプのものの人が多いと思います。

なかには業務用のものを新品で購入したり閉店する雀荘から譲り受けたりする人もいるようです。

←何十年も雀荘でフル稼働していた自動卓の内部

ただ、雀荘から譲り受けたものは1回オーバーホールして徹底的に洗浄した方がいいです。

卓の内部には髪の毛やほこり、タバコの灰、そしてたまにGもいたり…

汚くて家に入れるのも躊躇することがあります。できれば新品が欲しいところです。

自動卓/値段10万円以下

10万円以下で購入できてしまう自動卓の特徴を見ていきたいと思います。

▼10万円以下で購入できる自動卓の特徴

生産中国製が多い
セッティング山積み〇
自動配牌×
ドラめくり× 
点数表示点数表示×
点差表示×
順位表示×
その他音声×
牌の大きさ大き目30〜33mm
卓の大きさ大き目

中国製の自動卓

10万円以下の自動卓には中国製が多いようですが、卓や牌のサイズなど日本で使われている自動卓とは異なる点が多いようです。

日本国内で販売されているのは中国から輸入した自動卓を改良したものです。

しかし、中にはほぼそのままの中国製麻雀卓もあるようです。

特徴はなんと言っても、牌がバカでかい!だから卓もバカでかい!という感じです。

デザインがおかしい!
イーソウなんて鳥というよりバッタです。やる気出ません…

牌が大きいと違和感がありますし、長時間麻雀をすると疲れます…

大きな牌を使うには広いマット部分が必要なので、卓自体の大きさもデカくなる…

点棒箱も中国の全自動卓ではこんな感じです。
日本の点棒をしまうには一番右の収納スペースにごっちゃ混ぜです…

これらから分かるように中国製の全自動卓をそのまま日本で使用するのはちょっと厳しい感じがします。

日本仕様に改良した全自動卓

さすがに中国製の全自動卓がそのままで売れるわけないので、業者さんは手を加えて限りなく日本製のものと同じ仕様に変えて販売します。

例えば、スパイダーハッシュのように細部までこだわって日本仕様に改良したものは違和感なく使用できます。

スパイダーハッシュは卓の大きさから牌の大きさ、点棒箱、牌のデザインなど完全に日本製の全自動卓としか思えません。

山積み機能のみでその他の便利な機能はありませんが、山積みさえ全自動なら満足という方も多くよく売れています。

この価格帯でよく聞く全自動卓です。yahoo、楽天市場ランキング1位!

自動卓/値段10〜20万円

10〜20万円の間は家庭用の自動卓で点数表示機能のないタイプのものが多いと思います。

生産国産
セッティング山積み〇
自動配牌×
ドラめくり× 
点数表示点数表示×
点差表示×
順位表示×
その他音声×
牌の大きさ大き目28〜33mm
卓の大きさ普通〜やや大きめ

この価格帯の自動卓は山積み機能だけに特化して作られている分、安いです。

点数表示が必要ないという人もいますし、そういう人にはこれで何の不都合もないしいいのかもしれません。

▼AMOS JP2
20万円を少しだけ超えています。これに点数表示枠をつけたものがAMOS JP-EXです。

▼MJ REVO SMART
この価格帯で実は点数表示のついた全自動卓がありますが、ちょっと特殊です。

自動卓/値段20〜30万円

価格20万円台は家庭用の全自動麻雀卓に点数表示機能が付きます。

生産国産
セッティング山積み〇
自動配牌×
ドラめくり× 
点数表示点数表示〇
点差表示△
順位表示△
その他音声×
牌の大きさ大き目28〜33mm
卓の大きさ普通〜やや大きめ

点数表示機能について詳しくはこちらのページをご参照ください。

AMOS JP-EX

AMOS JP-EXはMリーグ採用のAMOS REXX3と同じシリーズです。また、家庭用全自動卓としてはあまりに有名で信頼度も高い卓です。

下の表の通り、誤表示の出ない電波式ですが点差や順位表示はありませんでした。しかし、新しくなったcolorでそれらも可能になりました。

スリムスコア

こちらも最新の「電波式」であり、なおかつ順位表示や点差表示まで付いています。

個人的には33mmという大きな牌と卓のサイズがいやなのですが、及川奈央さんも買ったようなので好きになりましたw

MJ-REVO LIVE

正確にいうと19万円台です。点数表示機能付きでありながら20万円をぎりぎり下回るとかすごいです。

MJ REVO LIVEの点数表示機能は最新の電波方式ではなく「電気抵抗式」ですが…

この全自動卓、我が家にもありますが誤表示いっさいありません!

機種方式点数表示点差表示順位表示牌の大きさ
AMOS JP-EX電波××30mm
or
28mm
AMOS JP-EX color電波30mm
or
28mm
スリムPスコア電波33mm
MJ-REVO LIVE電気抵抗××28mm

 2023年7月時点では家庭用の自動卓で点数表示機能が付いているのは上の3機種です。

自動卓/値段40〜50万円

価格40万円台くらいから業務用のタフな機種になってきます。

雀荘に置かれて使われる業務用の自動卓は、家庭用のものとは比べ物にならないくらい過酷に稼働させられますので、相当タフに作られています。

生産国産
セッティング山積み〇
自動配牌×
ドラめくり× 
点数表示点数表示〇
点差表示△
順位表示△
その他音声×
牌の大きさ大き目28mm
卓の大きさ普通

AMOS VIERA

この全自動卓もよく雀荘で見かけます。ただ、40万円台とはいえ、業務用としては安い部類に入ります。

点数表示機能はもちろんついていますが、自動配牌機能やドラめくり機能などは付いていません。

しかし、逆にそのような機能が付いていない方が、作りがよりシンプルになり故障の頻度も抑えられるし、メンテナンスもやりやすいというメリットがあります。

EAGER GA

全自動卓そのものはGAZZで、そこに大人気の点数表示枠のEAGERⅡがセットされたものです。

このEAGERⅡという点数表示枠は人気があり過ぎていろんな全自動卓にセットされているのを見ます。

点数表示はもちろん誤表示の発生しない電波式で点差や順位も表示されます。

全自動卓本体のGAZZは壊れないことで知られています。このセット、とても好きです。

自動卓/値段50万円以上

業務用でも高価格帯の自動卓になります。
Mリーグで採用されている全自動卓は左の卓で80万円弱で販売されているようです。

点数表示機能もただ点数を表示するだけでなく、順位表示や他家との点差を表示するものもあります。

生産国産
セッティング山積み〇
自動配牌〇
ドラめくり〇 
点数表示点数表示〇
点差表示〇
順位表示〇
その他音声〇
牌の大きさ大き目28?
卓の大きさ普通

自動配牌機能➕ドラめくり機能

この辺のクラスの全自動卓になってくると、山を積んでくれるのは当たり前です。

さらには、下の写真のように配牌まで撮り終わった状態で牌が上がってきます。

そして、なんとドラ表示牌がめくられているではないですか?

親がちょんちょんと2枚を山から補充して、子が1枚補充すれば親のキリ番でゲーム開始です!

やり過ぎな機能

これは昔から価格の安い全自動卓でも導入されていましたが、リーチをかけると「リーチ!」と発声したり「オーラスです。頑張ってください!」などと音声で励ましてくれますw

また、設定すればリンシャン牌を下ろした状態や牌の上下を揃えた状態で配牌してくれる卓も登場しています。

全自動卓の値段に関するまとめ

全自動卓と言っても 10万円を切るものから、80万円位するものまでいろいろあります。

しかし、それよりももっと多くの麻雀のルールが日本には存在します。全く点棒を使わないで1局ごとに清算したり、牌の数が少ない状態で打つものなど…

私は点数表示機能にこだわりがありますが、そんなものに興味のない方は全くないですから…

普段どういう麻雀を打っているかによって必要な機能っていうのは違いますので、色々と選べる 位全自動麻雀卓が増えて良かったと思います。

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